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合気道を長く続けるために―その2

 投稿者:谷澤義光  投稿日:2019年 1月22日(火)14時31分58秒
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  1 はじめに
  前回は、合気道を続けるために必要なことを、身体的な面から考えてみた。今回は、精神的、心理的な面から考えてみたい。
 本部道場で稽古をしていると、いろいろな人と知り合いになり、時には「(道場の)稽古の後、一緒に(自主)稽古しませんか」とか、「この技を教えてあげる」などと声をかけられる。
 誘ってくれるのは有難いのだが、失礼ながら人を見ることにしている。この人は、どの程度、合気道について「深く」考えているのかを見ることにしている。そのために、機会を見て次のような質問をすることにしている。
2 質問と答えの例
 ① 片手取りや諸手取りは、相手の横から取りに行くのに、両手首取りは、なぜ正面から取りにいくのですか。
 → この答で最も多いのは、「それは、開祖がそういう技を考えたから」というもの。そこで次の質問を投げかける。「では、両手首取りは、実戦の技ですか、それとも、交差取りのように、稽古のための技ですか」。
→ 私の経験では、これに答えらる人は少なかった。
 ② 稽古の最後に、「座技呼吸法」をやるのは何のためですか。「呼吸『投げ』」という技は、いくつかあるのに、なぜこれだけ、「呼吸『法』」と言っているのですか。
 → これに答えられた人は、さらに少なかった。
 ③ 合気道は、「形稽古」と言われていますが、「形」と「技」はどう違うのですか。「形稽古」をしていると、「技」は自然に身につくのですか。
 → これに答えられた人は、極めて少なかった。
このように、私の経験では、技のやり方を教えてくれる人は多いが、技の「成り立ち・起源」や「目的・意義」などを教えてくれる人は少ない。
3 終わりに
  合気道は技の種類が少なくて、3年くらい稽古すれば、技の「形」は覚えられる。私もそうだったが、「形」を覚えると合気道を分かった気になる。初段や二段で合気道をやめる人がいるのは、このためではないかと私は思う。
 しかし、前述の質問のように、合気道について考え始めると、合気道の奥深さに気がつくようになる。そこで、開祖の本を読み始めるが、なかなか理解できない。しかし、本だけ読んでも分からないのではないか、稽古を続けながら読まないと分からないのではないかと最近気がついた。
 このように、合気道を長く続けるには、道場で稽古をするだけでなく、開祖の本を読んだり、古武道を見学したりして、「深く」考えながら稽古をすることが必要ではないかと思う。
 
 
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